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2020/06/25
- 当院の掲げる予防について (後編)
- コラム
- こんにちは、桃のはな歯科クリニック院長の高田紘行です。
本日は、前回の続きである当院の掲げる3つの予防(後編)についてお話したいと思います。前回では、むし歯と歯周病の予防についてお話させていただきましたが、今回は、歯並び、噛み合わせの予防についてお話させていただきます。
これまで特にお子様で、前歯がガタついてきた、なかなか大人の歯(永久歯)が生えてこない、もしくは変なところから生えてきた、といったことはないでしょうか?一度ガタついてしまった永久歯は、そのまま見守っていても綺麗な整った歯並びになる可能性は低く、噛み合わせも悪化してしまうこともあります。
ガタついた歯並びの状態だと、歯磨きがしづらい状態であるため、年齢を重ねるごとにむし歯や歯周病になるリスクが高くなります。綺麗な整った歯並びは、見た目だけでなく、生涯を通じて健康な歯を維持するためにも重要であります。以前の8020運動(80歳で20本以上歯を残そう運動)の調査の一つに、80歳で20本以上歯が残っていた方の噛み合わせを調べてみると、すべての方において正常だったという結果もありました。
では、なぜ歯がガタついてきたり、噛み合わせが悪くなったりするのでしょうか?実は、幼少期の指しゃぶりや口呼吸など、知らないうちに噛み合わせを悪くする癖があります。本来であれば、正常に歯や歯を支える顎の骨が成長するはずが、癖によって本来の成長を妨げてしまうことがあります。
そこで、当院では、歯並びや噛み合わせが悪くならないような予防習慣をお子様に身につけていただくことに力を入れております!!指しゃぶりや口呼吸の癖を治すだけでなく、歯や顎の骨の成長を正しく促すことによって、生涯を通じて健康で整った歯並びや正常な噛み合わせを得られるようにしていきます。詳しくは当院スタッフや私までお気軽にお声がけいただければと思います。
よろしくお願い致します。
院長 高田紘行